スタンプが出来るまで【その3】
こんにちは製造担当の平山です。
5月に入り新緑の美しい季節になりました。
気温も上がり工場では皆、額に汗かきスタンプを作製しています。
今回のスタンプができるまでの工程は型を作る工程です。
——–その3【型を作る】——–
スタンプ作製の3番目の工程が印面を作る為の型作製です。
①【その2】で作製したフィルムをもとに感光性樹脂を使い凸版をつくります。
フィルムと感光性樹脂を重ねて光を当てると絵柄部分を紫外線が通り抜け樹脂が固まります。
専用洗浄機で樹脂を洗い流すことにより固まった絵柄部分だけが残り凸版の完成です。
②凸版を元に天然ゴムを流し込む型を作製します。
凸版と型用樹脂を貼り合わせ、高圧プレス機で時間をかけてプレスします。
すると凸版に合わせて型用樹脂が溶けて固まり、型(凹版)が出来上がります。
上記の様にスタンプを作るためには「型」が必要です。
今ではレーザー彫刻機で直接ゴムを削ってしまう方法もあるのですが、
捺した時のクオリティと絵柄の再現度がよくないんですよね。
当社では工程は増えますが、プレス機を使った製造方法にこだわりをもって作製しています。
当店では誰でも安心してご注文頂ける様に、版下作製のアドバイスから、お客様で出来ない部分も協力させていただきます。
スタンプ作製のベテランスタッフがご対応いたしますので、どんどんお問い合わせ下さいね。