原点回帰
改めて、製造業の佐久間です。
先日、とある作家さんを会社に招きパソコンの使い方やゴムの話をする機会がありました。
その中で、スタンプの元となる入稿データの処理方法について、あれやこれやとお互いが楽になる方法を模索し、データの修正前・修正後と比較、精査をし一見した限りでは上出来だったのです。
しかし、いざ本番となった時に大丈夫なものとそうでないもの、捺した時の雰囲気が…若干…との事で最終的に没となり振り出しに戻りました。
安易な発想、提案でした。
鉛筆1本でも人が変われば書き筋も変わり、また筆圧で太さも変わるとの考えを持ち、それをスタンプに当てはめ、1つのハンコが100人に渡ればスタンプ台により色も変わり、捺し方で線の太さも変わるだろうと、作者の意図、気持ちを全く無視していました。
スタンプに限ったことではないのですが、作り手の意図が反映されて初めて作品、商品として世に出て大勢の方の目に留まる。
その根幹、根底、想いを大事にせねばと、当たり前の事を忘れていた事に自己嫌悪でした。
その猛省を活かし気持ちを込め時間をかけ、コンテストに出せるレベルのガンプラを作ってみようと目標を立てた次第であります。
少々方向性がズレてるのは承知の上で(笑)。
おかげ様で沢山の注文を頂けてますので仕事は非常に充実、それならばプライベートも充実させなければと。
気付けば桜も咲き始め、あっという間の1年になりそうです。