作家さんの声

はんこに込めた想いや
みんなのはんこ工房との出会いをご紹介します

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はんこやムラミンさん

はんこやムラミン

あまり他では見ないようなマニアックな生き物たちを中心に、ユルイ感じの消しゴムはんこを、ひとつひとつ心を込めて彫っています。

―はんこやムラミンさんはいったいどんな方なのか、お話をお伺いたいと思います。まず初めに「はんこやムラミン」という作家名の由来をおしえてください。
はんこやムラミンさん:旧姓が「村上」なのですが、友人や当時の職場の方にムラミンというニックネームで呼ばれていて、響きが可愛くて、自分でもとても気に入っていました。「ムラミン」はカタカナなのですが、声に出した時も書いた時も収まりがよく、そのまま作家名に使うことにしました。
―とても覚えやすい作家名で確かに収まりがよいなぁと感じます!では次に、趣味などはありますか?
はんこやムラミンさん:家にこもって細かい作業をするのも好きだし、外に出て体を動かすのも好きです。
家ではお菓子を作ったり工作していたり、その合間にコーヒーを飲んでボーッとする時間を作ったりしています。外では週3ぐらいでスポーツクラブに行って、エアロビクス、ズンバ、ヒップホップなどダンス系のスタジオレッスンに出て踊ったり、筋トレをしています。今はなかなか行けませんが、独身の頃はかなりスキーにはまっていました。
―とても健康的で活発的な方だなと思いました。では、どんな時にイラストを描きたいと思いますか。
はんこやムラミンさん:イラストを描きたいと思うときは、なにかの映像や雑誌などを見ていて、たまたま自分の中のツボにハマった時や、出会った時に描きたいと思います。
ですがイラストを描きたいというよりも、そういうツボにハマったなにかを見ていると「はんこにしたいわぁ」と思い、はんこを作るためにイラストの図案を起こすことが多いです。
―はんこを作るためにイラストを描いているのですね!初めてきく内容で驚きました。ではイラストを描くときの世界観やストーリーをおしえてください。
はんこやムラミンさん:「手にした人のやる気を奪う」というコンセプトでユル~い脱力系の作品作りをしています。マニアックなものに惹かれることが多く、自分の中の可愛いっていう感覚は世間で言う可愛いのとちょっと違うようで、すこし毒が入っているものが好きなんですよね。なのではんこも一般的に可愛いって言う感じからすこし外して、毒を入れるようにしています。
可愛いとかおしゃれと真逆の「何これ」「変なの」っていう世界観を目指しています。
最近作ったシマエナガという白い鳥のはんこがあるのですが、本物を写真で見ると目がくりくりで可愛いんですけど、やっぱり普通に可愛いのが嫌でちょっと目をいじわるっぽくしてみたり、デフォルメしてしまいます。
―特徴的で印象に残るイラストはそのように作られていたのですね。でははんこ作りのきっかけはありますか?
はんこやムラミンさん:ラバースタンプにする前からずっと消しゴムはんこを製作していました。もともとは次女が幼稚園の時にバザーで彫ったのがきっかけで、その時すごく楽しくてハマってしまいました。
そこからとにかく消しゴムはんこを彫るのが好きで家にどんどん増えていって、そんなに家に何十個あっても困るなぁ、でもはんこが彫りたくて仕方がない、じゃあ売ろうかなと思い、そんな感じでずっと彫り続けています。
―なかなか自分にハマることを見つけ出すって難しことなので、見つけられたはんこやムラミンさんが羨ましいです!ではみんなのはんこ工房ではんこを作ろうと思ったきっかけはありますか?
はんこやムラミンさん:イベントに出店していた時に、たまたま居合わせた、みんなのはんこ工房ではんこを作られていた「horime tougei」さんに声をかけていただいたのが、みんなのはんこ工房ではんこを作るきっかけとなりました。
―最後にみんなのはんこ工房に決めた理由をおしえてください。
はんこやムラミンさん:今回ラバースタンプは初めてで、前から作ってみたいという気持ちはあったのですが、ラバースタンプを制作するための情報が全くなかったんですよね。他社は知らないので比べようがないのですが、ヤマダさんのスタンプは仕上がりが綺麗だと思い、とても満足しています。
―娘さんの幼稚園の時のバザーで消しゴムはんこを彫ったのがきっかけでハマってしまったはんこやムラミンさん。お話を聞いてく中でとても独特な世界観で、聞いていて驚きの連続でした。とくにイラストにすこし毒を入れるという表現は、はんこやムラミンさんのイラストの個性で、その個性が特徴的でかつ印象的なので惹きつけられる作品なのだと思いました。はんこを手に取った方はきっと魅了され脱力してしまうのではないでしょうか。
はんこやムラミンさん、ありがとうございました!